新疆ウイグル警察襲撃事件について思うこと

たれ

2008年08月06日 08:12

カシュガル(中国新疆ウイグル自治区)で発生した武装警察襲撃事件。

1月末に中国雲南省を旅行してきたのですが、実はこの旅行を計画するにあたり最初に考えていたところが、新疆ウイグルでした。
結局、冬は寒すぎるってことで計画は断念。
でもいつかは行ってみたい場所のひとつ。

新疆ウイグルは、カザフスタンやキルギス、タジキスタンなどの中央アジアと接する地区で、シルクロードの辺境の地、東洋系と西洋系の民族が入り混じった場所というイメージがあります。

歴史的にも中国ではなかった時代も多く、民族的は半数が少数民族となります。

中国政府としては、豊富な地下資源や有事の際の軍事的意味からも独立は認められないのでしょうが、そんな中で、元々その地方に住むウイグル族などの少数民族の人たちにとっては、チベットと同じように「中国に征服されている」感が強いのは事実でしょう。

いかなる理由があっても、テロ行為が認められるものではありません。

しかしその原因を考えるのであれば、同時に不条理な環境で生活している人たちのことを国際的にもきちんと認識し、不条理がなくなるように働きかけていくことが必要ではないかと僕は思うのです。


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