最初の予定では陸路の移動予定日だったが、移動を空路に変更したためできた1日。
この日、体調はあまりよくなかった。
なので、ジャーンに「適当に(遺跡を)周ってくれ。」とお任せコースにすることにした。
前回アンコールワットに来たときは大半をチャリで周った。
灼熱のカンボジアを、数十キロ以上離れている遺跡までママチャリで行ったりしたのだが、さすがにそのときは地元のカンボジア人もあきれていたぐらいである。
それはそれで良かったが、、、
やはりトゥックトゥックをチャーターして遺跡周りは、実に快適である。(^_^;)
ちょっと金はかかるが。。。
ちなみに、アンコール遺跡観光にはお国柄が出る。
日本人、韓国人、中国人たちは団体でバスを使って周る団体旅行スタイル。
欧米人は個人や仲間でトゥックトゥックやバイタクをチャーターするか、自転車を使って周ったりもする個人旅行スタイルが多い。
団体旅行スタイルは効率よく周ることができるが、オレは自由の効く個人旅行スタイルが好きだ。
さて、
昨日と同様にジャーンのトゥックトゥックでアンコール遺跡に入ったところまでは良かった。ところが、、、
アンコールワット内を走る運転手には許可が必要となる。
で、許可された運転手には許可証とそれを示すベスト(かなりダサい)を着用して運転しなくちゃならない。
ジャーンは許可証は持っていたが、ベストを着ずに走っていた。
そこに警察の検問が。。。
トゥックトゥックは止められ、何やらゴチャゴチャ。。。警察は「許可ドライバーかどうか調べてますので。。。」とかいうことを言っていた。
ジャーンがトゥックトゥックに仕舞ってあった許可証とベストを見せて交渉するも、うまくいかず、オレのところに来て「ちょっと3ドル貸してください。」と言ってきた。
3人いた警察に1ドルづつ。
結局は賄賂を渡して逃してもらったようだった。
賄賂で赦してしまうところが実にカンボジアらしくてステキだ。
ジャーンはオレに「すんません。」と謝りちょっとかわいそうだったが、オレ的にはそんなトラブルもちょっと楽しかった。
結局3ドルは、チップとして彼にくれてやった。
アンコール遺跡群観光2日目の様子。
さて、アンコール遺跡を観光していて5年前と明らかに違う点があった。
それは、中国人観光客の数の多さ。
そして、日本人と韓国人の観光客は以前より明らかに減っているように見えた。
各遺跡には子供を中心とした物売りが居る。
驚いたのは彼ら彼女らが片言の中国語を使って、ものを売ろうとしていることだった。
それだけ多くの中国人観光客が訪れているということなのだろうが、、、
物売りの子ら。
絵葉書いらんかぇ~。
中国人観光客にまとわりついて、
「イ―、アール、サン、スー、、、」(中国語を話せることをアピール!)
でも、中国人の連中はそういうところは案外ケチかったりするので、子供たちと一緒に写真なんか撮ったりする割には買わない。
しかし、それにしても中国人富裕層の力はすごいね。
アジアあたりを歩きまわっているとよくわかる。
そこかしこに中国がかかわっているだろう形跡が見える。
恐るべしチャイナパワー。
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