アジアの旅2010(8日目-2:シェムリアップの楽しみ方2)

旅8日目その2。

トゥックトゥックでのお任せ遺跡観光をほどほどで切り上げ、帰りはレストランや土産物店が立ち並ぶオールドマーケット周辺で降ろしてもらった。

変な看板発見!

カソボヅア?おしい!ちょっと日本語の使い方間違っちゃった・・・(^_^;)

外国人が集まるバーストリートで飯を食う。


完全に欧米化した風景。カンボジアじゃないみたい。。。

その後、オールドマーケットを適当に散策し、一旦ゲストハウスに退却。

ゲストハウス周辺は、まだ舗装されていない道。


よくあるカンボジアの風景。

ここまで来ると「定員オーバー」とかいうレベルではない。


ゲストハウスで休んだ後、夜になり、夕飯がてら再度シェムリの町へ出た。

屋台で飯を食らう。



その後ナイトマーケットを散策。
シェムリアップのナイトマーケットは規模もそれなりに大きく、多くの土産物が売られていた。内容はオールドマーケットで売られているものと、ほぼ同じだが、若干安かった。
もちろん値切ればそこから更に値引いてくれる。


ナイトマーケットで土産物を買い、再びゲストハウスに戻った。
もし、ジャーンが居たらまた一緒に飲みに行こうと思っていたのだが、残念ながらジャーンはいなかった。
仕方ないので一人でビールでも飲もうとしていたところ・・・

昼間レセプションを担当していたB男が出て来て、いきなり、、、
「今日はもう仕事が終わったんだ。これから飲みに行くけど、お前も行く?」
みたいなことを聞いてきた。

というか、コイツとはまだ3回ぐらいしか会話していないのだが、このフレンドリーさはさすがカンボジア。

郷に入って郷に従え

オレもこのころにはカンボジアのスタイルに大分慣れ、二つ返事で
「お、いいね。じゃぁ行こうか。」

B男のバイクの後ろにまたがり、そいつの友達C也(仮名)の家へと向かう。

C也を拾うと、オレを挟んでバイクを3人乗りし、(^^ゞ
カンボジアンビアガーデンへ。
そこは掘立小屋みたいな個室がいくつかある場所で、各個室に一人女の子がついて給仕してくれる。

ここで遅れてもう一人、やはり同じゲストハウスで働いているD吾(仮名)が加わって4人となった。

カンボジア人向けのビアガーデンで、3人のカンボジアの若者の中に何故か日本人が一人いるというのは、我ながら実に不思議な光景だと思う。

ひとしきり飲み食いした後、「じゃぁ次に行こう。」という話になる。

2台のバイクに別れて移動し、次に行ったのがなんとカンボジアのKARAOKEだった。

以前にも書いたが、東南アジアでKARAOKEと言えば、日本のそれと違うので注意しなければならない。

個室にカラオケがあるのは日本と一緒。ここではそこにマンツーマンで女の子が付く。

まぁ、○ャバクラみたいなもんだと思えば良い。^^;

そこでB男がオレに「最初に好きな子を指名して良いよ。」と言う。
が、そんな店で女の子が付いてくれても話ができなければ面白くない。
だから、「英語のできる子いる?」と言ったら、一人だけいた。

女の子が各席についた後、ウィスキーのボトル(懐かしのジョニ赤)と小さなリキュールグラス、そして各種ソフトドリンクの缶が出てきた。

どうやらソフトドリンクをチェイサーにウィスキーをショット(ストレート)で飲むらしい。

乾杯が始まると、飲めや歌えの大宴会が始まった。


みんなでカンボジアンダンスを踊る。


ここでびっくりしたのは、女の子もストレートでガンガン飲み始めたことである。。。
が、この理由は後になってわかった。

この店の仕組みはこうである。
まず、ウィスキーのボトルを買う。

で、このボトルが空くまでが制限時間となる。

だから女の子も必死で飲み、そして盛り上げる。

このとき、オレ達は結局、3本のボトルを空けることとなった。^^;;

そしてオレを担当してくれた彼女は、途中で酔いつぶれて運び出されていった。
正に彼女たちは身体を張って稼いでいるのだ。


さて、カラオケにはカンボジアの曲だけでなく、日本語、韓国語、英語など他の国の曲も入っていて、ちゃんと字幕も出る。

ということで、
オレはカンボジアのカラオケで、カンボジア人の男子女子を前にしてHiromi Goを歌うこととなった。

「エキゾチぃックぅ~~~~、ジャパン!」

カンボジアの夜にオレの声が木霊していった。


ハイ、ポーズ!


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Posted by たれ. at 2010年03月04日01:00

アジアの旅2010(8日目-1:シェムリアップの楽しみ方1)

旅8日目その1。

最初の予定では陸路の移動予定日だったが、移動を空路に変更したためできた1日。
この日、体調はあまりよくなかった。

なので、ジャーンに「適当に(遺跡を)周ってくれ。」とお任せコースにすることにした。

前回アンコールワットに来たときは大半をチャリで周った。
灼熱のカンボジアを、数十キロ以上離れている遺跡までママチャリで行ったりしたのだが、さすがにそのときは地元のカンボジア人もあきれていたぐらいである。

それはそれで良かったが、、、
やはりトゥックトゥックをチャーターして遺跡周りは、実に快適である。(^_^;)
ちょっと金はかかるが。。。

ちなみに、アンコール遺跡観光にはお国柄が出る。
日本人、韓国人、中国人たちは団体でバスを使って周る団体旅行スタイル。
欧米人は個人や仲間でトゥックトゥックやバイタクをチャーターするか、自転車を使って周ったりもする個人旅行スタイルが多い。
団体旅行スタイルは効率よく周ることができるが、オレは自由の効く個人旅行スタイルが好きだ。

さて、

昨日と同様にジャーンのトゥックトゥックでアンコール遺跡に入ったところまでは良かった。ところが、、、

アンコールワット内を走る運転手には許可が必要となる。
で、許可された運転手には許可証とそれを示すベスト(かなりダサい)を着用して運転しなくちゃならない。

ジャーンは許可証は持っていたが、ベストを着ずに走っていた。

そこに警察の検問が。。。

トゥックトゥックは止められ、何やらゴチャゴチャ。。。警察は「許可ドライバーかどうか調べてますので。。。」とかいうことを言っていた。

ジャーンがトゥックトゥックに仕舞ってあった許可証とベストを見せて交渉するも、うまくいかず、オレのところに来て「ちょっと3ドル貸してください。」と言ってきた。

3人いた警察に1ドルづつ。
結局は賄賂を渡して逃してもらったようだった。
賄賂で赦してしまうところが実にカンボジアらしくてステキだ。

ジャーンはオレに「すんません。」と謝りちょっとかわいそうだったが、オレ的にはそんなトラブルもちょっと楽しかった。

結局3ドルは、チップとして彼にくれてやった。

アンコール遺跡群観光2日目の様子。





さて、アンコール遺跡を観光していて5年前と明らかに違う点があった。
それは、中国人観光客の数の多さ。
そして、日本人と韓国人の観光客は以前より明らかに減っているように見えた。

各遺跡には子供を中心とした物売りが居る。
驚いたのは彼ら彼女らが片言の中国語を使って、ものを売ろうとしていることだった。
それだけ多くの中国人観光客が訪れているということなのだろうが、、、

物売りの子ら。


絵葉書いらんかぇ~。


中国人観光客にまとわりついて、
「イ―、アール、サン、スー、、、」(中国語を話せることをアピール!)


でも、中国人の連中はそういうところは案外ケチかったりするので、子供たちと一緒に写真なんか撮ったりする割には買わない。

しかし、それにしても中国人富裕層の力はすごいね。
アジアあたりを歩きまわっているとよくわかる。
そこかしこに中国がかかわっているだろう形跡が見える。

恐るべしチャイナパワー。


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Posted by たれ. at 2010年03月01日23:55

アジアの旅2010(7日目-2:アンコール遺跡の町にて)

前回に引き続き、7日目の夜の話。

夜のシェムリに散歩に出たものの、体調はあまり良くなかった。
そこに「アンコールマッサージ」の看板が。。。

じゃぁ、ここはひとつ、飯の前にマッサージでリフレッシュ。

とアンコールマッサージの店へ。

アンコールマッサージというが、結局はタイマッサージとほぼ一緒。
1時間のコースを受けた。

マッサージが終わり、リフレッシュして店を出たところまではよかった。
一杯飲みながら飯でも食おうと、外国人向けのカフェやバーが集まった通称バーストリートへと向かったのだが、、、

途中、身体に異変が。。。(゜_゜)

「ギュルギュルギュルギュルゥ~」とお腹が鳴りだし、下腹部に急激な腹痛。

どうやら体調が悪かったところに、マッサージで全身に刺激を与えたため、逆に腹にあらぬ刺激を与えてしまったらしい。

どうにかバーストリートまでたどり着いたものの、トイレが見つからない。

すると、客待ちしてたむろしているトゥックトゥックドライバーが声をかけてきた。

「今のオレに声をかけるなぁ(▼▼メ)」と無視していると、

「ヘイ!ミスター、オレだよ。」と肩を叩かれた。

見ると、そこに居たのは昼間オレを案内してくれたジャーン。

「トイレを探しているんだけど。」とオレが言うと、

「下痢か?こっちだよ。」とひとつの店のトイレへとオレを案内してくれた。

旅の恥はかき捨てというが、さすがにこの歳になってカンボジアでウ○コマンと呼ばれたくはない。
間一髪ジャーンがオレ危機を救ってくれた。(^◇^)


オレがトイレから出て来るとジャーンは、「これからどうするの?」と聞いてきた。

「ビールでも飲んで、それから帰るよ。」と言うと、「じゃぁ、ここは高いからカンボジア人向けの安いところへ連れて行ってあげるよ。ビール1杯おごってくれればいいよ。」と言う。
恩人にそこまで言われて断る理由もない。(^_^;)

そのとき連れていってくれたカンボジア人向けビアガーデン。


確かに安い。。。ただ、残念ながらお腹の調子がそんなに良くないので豪快に飲み食いはできなかったが。。。

店のテレビにはアジアンポップやカンボジアンポップのミュージックビデオが流れていた。
カンボジア人の若者の間にはヒップホップダンスが流行っているようで、ジャーンは踊りが得意だとも言っていた。
「明日飲みに行こうぜ!」というので「いいよ。」と言っておいたが、ここはカンボジア、良い意味でも悪い意味でもいい加減なところがあるお国柄なので、本当に行くかどうかはわからない。

夜10時少し前に店を出て、ゲストハウスまでジャーンに送ってもらった。
というのも、10時にもう一人のトゥックトゥックドライバーのブンとゲストハウスで飲もうと約束していたからね。

しかし、そこにブンは居なかった。
他に良い客でも見つけたかな?
カンボジアの約束なんて、そんなもんである。

「一杯飲んで寝るか。」とビールを一本頼む。
一人でビールを飲んでいると、昨晩チェックインの時にレセプションを担当したA介くんがやってきた。
彼は今、夜のシフトのようだ。
ちょうど彼が暇な時間帯だったこともあり、色々と話をした。

この辺(シェムリ周辺)はまだ良いけど、田舎はすごく貧乏だということ。
この国で(も)農業は儲からないので、他の仕事もしなければいけないということ。
彼の家も貧乏で、学校を途中で辞めなければいけなかったこと。
タイとカンボジアは国境問題があり、よく揉めているということ。
カンボジアのクメールルージュ(ポル・ポト)の悲惨な歴史の話。
等々。

そんな感じでカンボジアでの2日目の夜は過ぎていった。


A介くん。


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Posted by たれ. at 2010年02月25日21:09

アジアの旅2010(7日目-1:アンコール遺跡の町にて)

7日目。

朝起きてトイレを済まそうとすると、、、
トイレの流れが悪い。
幸いなことに、このときは一応すべて流れたが、すべてを流すのに数回流さねばならなかった。

アジアでトイレをするときは、使用したトイレットペーパーをトイレに流してはならない。パイプが細いので詰まりやすいのだ。
このため大抵のトイレにはゴミ箱があるので、使用済みペーパーはそこに捨てる必要がある。
まぁ、日本人としては、使用後のペーパーをゴミ箱に捨てるのには抵抗があるかもしれない。
しかし、ここはみんなの平和のため世界平和のためにも、そうしないとならないのだ。

一応レセプションにはトイレのクレームをしておいた。
その時レセプショニストは昨日のA介君から新しい若者に代わっていた。今後、彼をB男君(仮名)とする。
B男君にそのことを告げると、「では、出かけた後で確認しておきます。」とのこと。
「よろしく頼むよ。」

当初シェムリは一泊の予定だった。
アンコールワットは5年前に一度来てるし、単にバンコクへ行くための中継地点と考えていたからだ。
しかし、ラオスからシェムリまで2日かかるところを1日で来れて1日得したことと、疲れが溜まっていたこともあって、陸路の移動をやめて空路での移動を検討することにした。
もしそれができるならば、ゆっくりここに3泊することができる。

朝8時過ぎ、約束よりちょっと遅れてトゥックトゥックドライバーのジャーンが迎えに来た。
「アンコールワットに行く前に、エアチケットを取りたいんだけど・・・」と言うと、「いいよ!チケット売り場も知ってるよ。」みたいな感じで、チケット売り場へ向かってもらった。

ジャーンに乗っけてもらい航空会社へ向かう。

と、こんな感じで二日後のエアチケットもゲット!
これで丸二日間シェムリゆっくりできることになったのだ。(^◇^)

ということで、
時間もできたことだし、人生二度目のアンコール遺跡の観光へと出かけたのであった。

アンコール遺跡の観光には入場券が必要になる。

チケット売り場

このチケット、1日券が$20、3日券で$40、7日券が$60。
2日で十分だったが、値段は一緒だし、一々買うのが面倒なので3日券を購入。

これがアンコールワットだ。


気球に乗って、上からアンコールワットを見ることもできる。
(やったことないけど。)


5年前よりも修理中のところが多かったな。


中央祠堂の階段なんだけど、、、


昔は自由に登れたのに、今は登れなくなっている。


代わりに木造の階段ができていて、かつ、上るのに入場制限がかけれらていた。
(なので今回は登らなかった。)


相変わらずグラマラスな女神さまたち。



そうそう、今回行って感じたのは、カンボジアの女性って、結構グラマーな人多いよなぁっていうこと。
アンコール遺跡の彫刻を見て思うのだ。それって、昔っからなんだろうね、きっと。

バイヨン(アンコール・トム)


あぁ~、ガジュマルの木に飲み込まれるぅ~。


遺跡を一回りした後、キリング・フィールドに寄ってもらう。


ほんの20年ほど前まであった、悲惨なカンボジアの内戦の歴史はご存じだろうか?
プノンペンのものほどの規模では無いが、ここにもクメールルージュ(ポル・ポト)時代の悲惨な歴史が残っている。
カンボジアにとっては、大きな負の遺産である。(合掌)

さて、
観光はそこそこで切り上げ、いったんゲストハウスに戻り休むことにした。
このとき、体調もあまり良くなかったのでね。
レセプションでカギを受け取ろうとすると、レセプショニストのB男君が「部屋を替えておきました」とのこと。
なんか前より広くなったみたい。。。\(^o^)/


ひと眠りした後、夕方、食事と散歩を兼ねて出かけることにした。
ホテルのフロント近くに、トゥックトゥックドライバーのブンがいた。
「どこか連れてくよ!」と言ってくれたが、今回は必要ないので丁重に断る。
すると、「じゃぁ、今夜また飲もう。ここで10時に。」というので、じゃあそうしようと快諾して夜のシェムリアップに出かけたのであった。

つづく。


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Posted by たれ. at 2010年02月22日21:58

アジアの旅2010(6日目-3:シェムリ到着)

6日目の話、第3話。

23:30過ぎぐらいだと思う。

トゥックトゥックドライバーに連れて来られたゲストハウスは、ガイドブックには載っていないところだった。
ただ、場所がオールドマーケットから数百メートルのところであることはわかった。

「一泊いくらだ?」と聞くと、レセプショニストの兄ちゃんとドライバーの兄ちゃんが何やら色々話した結果、「9ドルの部屋だが7ドルにしましょう。」という。
ホントかな?
ホントは6ドルのところを7ドルにして、1ドルはドライバーのバックマージンじゃないの?とも思ったが、ゲストハウスも新しく部屋はかなり清潔で妥当な価格にも思えたので、それでOKすることにした。

とりあえず2泊で予約。

話を続ける前にカンボジアの通貨の話をしよう。
カンボジアの通貨はリエル。ただし、普通に米ドルも通用する。というか、高額の支払いは米ドルの方が重宝される。このため、カンボジアを旅する場合は、米ドルの小額紙幣(1ドルとか5ドル)を多く持っていくと都合が良い。
ちなみにカンボジアでは通常4000リエル=1米ドルで取引されるため、1ドル以下のお釣りはリエルで返ってくる。
また、シェムリではタイバーツも使えると言っていた。ただし、100バーツ=2ドルらしい。でも、これだとドルで払った方が断然お得だよね。

話を戻そう。

満足に夕飯を取っていなかったオレは、部屋に荷物を置きレセプションに戻った。
すると、ゲストハウスの前にあるオープンカフェな感じのレストランで、レセプショニストの兄ちゃんとドライバーの兄ちゃんと、もう一人のスタッフ三人で、ゆでモロコシを食っているところだった。
オレが「何か食いたいんだけど、どこか食えるところあるかな?」と聞くと、
「ここはコックが寝ちゃったので無理だけど、オールドマーケットまで行けばあるよ、、、けど、コレ(モロコシ)食う?」みたいな話になった。
折角なので一緒にいただくことにした。
ついでにアンコールビア―(カンボジアのビール)も。。。(^_^;)

3人の内、オレを連れてきたドライバーは「ジャーン」という名前(おそらく名字の方)で、もう一人のスタッフは「ブン」(こちらは名前だと思うが・・・)と言っていた。
ブンはジャーンと同じくトゥックトゥックドライバーである。
レセプションの兄ちゃんは名前を聞かなかった。なのでここでは今後「A介」くん(仮名)としておこう。

3人とも結構流暢に英語を話す。加えてブンは片言の日本語を話す。
シェムリにはボランティアの日本語学校があるようで、そこで習ったらしい。
ビールを飲みながら(ビールはオレだけ)話をしていると、ブンが屋台で焼きそばを買ってきてくれた。(後で代金は払ったが。)

それにしてもカンボジア人というのはフレンドリーである。
だれでもすぐ人懐っこい感じで話しかけてくる。
5年前、最初にカンボジアを訪れた時は、そのフレンドリーさに違和感があり、「こいつら何か企んでるんじゃねぇか」と勘繰ったものだが、今ではそれがカンボジア人の生来持っている性格だと感じる。
もちろん、中には企んでるヤツらもいるかもしれないがね。(^_^;)
あまり疑いすぎると、彼らと付き合うことはできない。
「まぁ、ちょっとぐらい騙されてもいいかな」ぐらいの気持ちで、とりあえず相手を信頼してみると、面白い付き合い方ができるような気がする。

しばらく話をした後、次の日ジャーンをドライバーとしてチャーターすることを約束して、オレは部屋へと戻った。
というか、、、
ホントはもう少し話してもよかったが、屋外(オープンカフェ)でビールなんか飲んで話を話をしていたので、カンボジアの蚊にアチコチ刺されてしまったのだ。
カンボジアの蚊に刺されると半端なくカユイ。(;_:)
ラオスの蚊なんてもんじゃない。

と、
こんな感じで、長かった6日目の夜が過ぎていったのでありました。


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Posted by たれ. at 2010年02月20日23:58

アジアの旅2010(6日目-2:国境越えロングドライブ2)

6日目の話の続きです。

ラオスからカンボジアへのバスは快適でした。。。
「道も良くなって、最近はカンボジアのバスの旅も快適になったなぁ」
と関心していたのでした。。。。最初だけは。^^;

ガススタでトイレ休憩。


カンボジアのバスの車窓から
町中も通り抜けます。


おっ、アンコールビア―(カンボジアのビール)の看板だ。


載せれるものは何でも載せます。


田舎の家々。



途中で休憩。昼食も。



あっ、久しぶりのメコンだ!


クラチエの町。元フランス領だった頃の名残がわかるキレイな町並み。



と、ここまでは良かった。
しかーし、そこはやはりカンボジア。
いろんな意味で期待は裏切りません。

突然バスが路肩に停止。

ガイドが言うには、
「ちょっとエアコンの調子が悪いので修理します。15分ぐらいだと思います。」
とのこと。

さすがカンボジアのバス。

中に居ては暑いので外に出て休憩。


一緒に乗っていたスタッフの中にはメカニックも居たのね。。。


近所の子供が珍しがって見に来た。


周りの家の様子。




結局3,40分経ったころだろうか。
修理が完了し、無事エンジンが始動した。

しかし、よく治すね。ホント。
ある意味偉いと思います。

再出発した後は、エアコンもかなり調子が良く、そのことに調子に乗ったのか、ディズニーのDVDまで流し始めた。
オレの、「そんなことするとまたエンジンに負担がかかって止まっちまうんじゃねぇか?」という心配を余所に、大音量でディズニーDVDを流した後は、カンボジアンコメディーのDVDまで流し始めたのだった。
カンボジア人の乗客だけ大爆笑。
一度調子に乗ったカンボジア人は怖いものなしである。

続カンボジアのバスの車窓から。







プノンペンに着く少し前で、シェムリアップ行きの旅行者だけが別のバスへ乗り換えとなった。。。。
そのバスというのが、、、

えっ、コレ?

バスっていうか、完全に業務用のワンボックスだし。

しかも、

このバスに総勢15人+荷物を詰め込んだ。
やってくれるぜ、カンボジア。
この国にも、定員オーバーという言葉はないのである。

荷物が多いので、後ろのドアは半開きっぱなし。
ロープで固定してある。
それで4時間も走るんだから大したもんだよ。

ギュウギュウ詰めのワンボックスの旅は、ほとんど我慢大会か罰ゲーム状態。
あまり楽しいものではないですね。

途中、一回休憩。


なんじゃこりゃ。。。って、カメ?
(さすがに試す勇気はなかった。。。)


変な動物いるし。


夜中11時過ぎ、ようやくシェムリアップに到着。
どこかのゲストハウス行くかと思いきや、よくわからないバス停のような場所に到着した。
「果てさてどうしようか?」と考える間もなく、一人のトゥックトゥックドライバーがオレのリュックをとって、
「オレはオフィシャルのドライバーだよ。ゲストハウス知ってるよ。」とリュックを自分のトゥックトゥックに載せた。

結局、疲労困憊で思考回路の停止しているオレはそのトゥックトゥックドライバーにその日の宿を任せることにしたのだった。

夜のシェムリをトゥックトゥックで走りつつ、

こいつ、大丈夫かなぁ。。。
オレ、どこに連れてかれちゃうんだろ・・・



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Posted by たれ. at 2010年02月19日00:14

アジアの旅2010(6日目-1:国境越えロングドライブ1)

6日目。そしてもっともハードで長い一日。

この日は、今回の旅でもっとも移動に費やした長い一日だった。

この日の移動ルートは以下。

より大きな地図で シーパンドーンからシェムリアップへ を表示

実移動距離約700Km。時間約15時間半。(8:00発-23:30着)

1. 移動準備

シーパンドーンで宿泊中、この後の予定をどうしようか決めかねていた。
当初の予定通り、ラオス―カンボジアの国境を越えてカンボジア経由でタイに戻るか。
または、来たルートを戻りタイへと戻るか。

この時、既に少々風邪気味で体調が悪かった。
どうせならラオス―カンボジアの国境を見て帰りたいものの、カンボジアを抜けるのはちょっと体力が必要に思えた。身体のことを考え、楽をするなら元来たルートを戻った方が良い。
が、結局、「折角ここまで来たんだから国境を見てくべ。」とカンボジアルートに決定。
相変わらず、身体にやさしくない性格だと思う。
帰りのフライトに若干余裕を持たせてタイに戻るには、2日以内にアンコールワットの町、シェムリアップまで行ければ良い。

カンボジアへ抜ける国境は(ラオス:ノーンノックキャン―カンボジア:トラピアンクリル)個人で行くことも可能だが、公共交通機関等がわかりにくいのでツアーで抜けるのが一般的。
シーパンドーンのゲストハウスやトラベルエージェントでは、カンボジア行きのバスチケットを売っている。

ガイドブックには、「プノンペンまでなら1日、シェムリアップまでなら2日かけて到着するツアーがある」と書いてあったが、現地で確認すると、シェムリアップまで1日で行くバスツアーもある。ただし、シェムリ到着は夜中になる。
「カンボジアに夜中に到着(でホテル探し)ってのが嫌らしいな。」とも思ったが、移動時間が1日で済むのは魅力的。
「シェムリは一度行ったこともあるし、治安も比較的良いから」と自分に言い聞かせ、1日で行く強行ツアーを申し込むことにした。

ちなみにこのバスチケット、トラベルエージェントの看板に出ている値段が店によって$16~$28と随分と開きがある。
アジアの旅行に関しては、値段が違っても結局最後は同じバスなったり、かえって値段が安い方が良いバスだったり、などということは良くあること。(あまり安すぎるのはどうかと思うが。)
しかし、今回は試しに、自分の泊っているゲストハウスで売っていた一番高い$28チケットにしてみた。

2. ゲストハウスから国境まで

8:00出発と聞いていたので、早めに準備し7:30にはチェックアウトを済ます。
その時、「どこに集合すれば良いの?」と聞くと、ここで良いよという。
コーヒーをもらって待っていると、、、8:00になり、「出発だよ」と呼ばれた。
なるほど♪
チャムパーサックと同じように、ゲストハウス下のメコンにボートが横付けされていた。
対岸の村、ナーカサンまでチャーターで送ってくれるようだ。

ボート独り占め。


近くの船着き場には、欧米人たちが集まって来ていた。。。
多分、値段が安かったツアーの連中だろうが、もしかしてバスは一緒かな?


一人ボートは贅沢な気分。
ナーカサンが近付く。


上陸!


ボートの兄ちゃんは、オレに付いてこいと、バス停まで送ってくれる。


ココで待つらしい。


しばらくすると、先ほど船着き場にいたらしい欧米人連中が、案内人らしき兄ちゃんに連れられ、ぞろぞろと向かいの店に集まって来た。


すると、オレを連れてきたボートの兄ちゃんは、その案内人の兄ちゃんとなにやらボソボソ。その後案内人の兄ちゃんがやって来て、「あとは私が案内します。」とのこと。

なるほど♪
他の連中が幾らでチケットを買ったか知らないが、おそらく高かったオレの数ドル分はここまでで終わり。あとは奴ら一緒というわけだ。
まぁ、ちょっとばかしリッチな気分を味わえたのでいいけどさ。
この次買うときは、やっぱ安いチケットでもいいかな。^^;

バス停の周りの風景。





なんと、このバス停で1時間以上も待たされることとなった。
良くはわからんが、アジアの旅ではこういう効率の悪いことが良くある。
バス停の周りに少しでもお金を落とさせようとしているのかな?

ようやくバスが出発。
バスは大きな、いわゆるVIPバスというヤツ。
日本の高速バスと同じだと思えば良い。
なんたって、日本や韓国のバスの中古がそのまま向こうで走っているのだから。

運転手と英語を話せるスタッフ、そしてあともう2人ほどスタッフらしき人間が乗っている。
乗客は2/3が外国人ツーリスト。1/3はカンボジア人の客。
アジアではよくあることだが、ツーリスト向けのバスでも、席が余っていれば同じ方向へ向かう乗客を乗せる。こういう点だけは、やけに効率的だ。

バスに乗ると直ぐに、カンボジアビザの申請書と出入国カードが配られた。


シーパンドーンから国境までは、1時間もかからなかったと思う。

3. 国境通過(ラオス:ノーンノックキャン―カンボジア:トラピアンクリル)

国境に到着する少し前に、スタッフの兄ちゃんがパスポートとビザ申請書、出入国カードおよびビザ申請の料金を回収に来た。
その前に英語で色々説明していたが、つたない英語力のため、細かい点が良く分からなかった。
大まかには「みんなの分を回収してオレが申請してやる」ということらしい。
後でわかったが、どうやら、自分でやりたい人は自分でやっても良かったらしい。

スタッフに払ったお金は$28。
おそらく、ビザに必要なのは$20と賄賂(手数料)が$1,2。ガイドブックにも、この国境ではビザを申請すると賄賂が要求されると書いてある。そういうことがアジアではたまにあるのだ。^^;
残りはスタッフの手数料といったところなのだろう。

ということで、お金はかかったが、拍子抜けするほどラクチンな国境通過となった。

国境。ラオス側。(ノーンノックキャン)

イミグレ。


この開閉バーの向こう、数百メートル先に同様にカンボジア側の開閉バーがある。




石の重りでバーをあげるんだ。


VIPバス。韓国製?(このマークヒュンダイかな。)


国境。カンボジア側。(トラピアンクリル)




バスチケット。手で書き換えてある。^^;
4000っていうのはシーパンって意味だね。


今回2か所国境を越えたのだが、ラオスと他国の国境というのは実にのんびりした雰囲気がある。
もっというと、去年行ったタイ:チェンコーン―ラオス:フェイサイの国境も実にのんびりしていた。
オレは他の国の陸路の国境越えも何箇所かしたことがある。
国境付近というのは場所によっては、何かピリッとした、危険な雰囲気のするようなところがあるのだけれど、ラオスの国境に関してはそういう雰囲気があまり感じられない。
もちろんそこには、各々の国のもつ歴史的背景が存在するからなのだろうが、それにしてもラオスの国境はのんびりしている。
これもラオス人気質のなせる技なのだろうか。

国境周辺の様子。



ということで、カンボジアに入るまではとても平和に過ごせたのであった。


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Posted by たれ. at 2010年02月17日00:27

アジアの旅2010(5日目:まったりラオスを楽しむ)

5日目。

この日は、昨日に続きシーパンドーンに留まり、まったりラオスを楽しんでいた。

このまったりな日を特に引き立ててくれたのが、これ。

ビア・ラーオ・ダークラガー。


以前ネットで見て飲みたいと思っていたビア・ラーオ・ダークに、ここで初めて出会えた。

通常のビア・ラーオよりアルコール度数が高く、味も濃い。

この旅の中で最もウマいと感じるビールだった。


日中は、再びチャリを借りて、島内散策。

島の間を"はしけ"が行ったり来たり。


どこを見てるのかなぁ?


ターカムパン埠頭跡。鉄道が走っていた、フランス植民地時代のもの。



鉄道橋を渡るソンテウ。


おそらく昔鉄道が引かれていたであろう道。


ソムパミットの滝へ向かう。


何か、秘密基地とか作りたくなる風景。


ソムパミットの滝。




もしここに来ることがあったら、ソムパミットの滝には行ってみると良い。
期待していなかったけど、結構迫力があってよかったよ。

名物バナナ焼き。。。食ってみたが、焼かなくてもいいんじゃねぇかな。。。バナナは。^^;


途中のカフェで昼食。



たまには野菜も取らないと。。。


たぶん、↑そんなご飯の材料になっちゃうんだろうなぁ。↓こいつら。


なんだろ。お墓かな?


寺。


この島はどこまでもこんな道が続く。


裸で遊ぶ子供たち。


ゲストハウスで昼寝。


ここ、ラオスにはラオス時間が流れている。
この国の人たち、良い意味でも悪い意味でもやる気がない。
というか、日本人感覚からするとやる気がないように見える。

レストランに入ってもなかなか注文を取りに来なかったりする。
呼んでようやく気付いてもらえる。
お勘定をしようと思っても、誰もいなかったりする。
仕方がないので、人が出て来るまで待つ。

無視しているわけではない。
そういうことに気付かないのだ。

これがラオス時間。

時にイライラするかもしれないが、
もしそんな時間の感じてみたければ、
ラオスに行ってみることはいかがだろうか?


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Posted by たれ. at 2010年02月15日12:07