この日はいわきの旅館を出発し夕方までに裏磐梯のペンションに着けば良く、その間の予定は特に決めていない。
そこで、持参したるるぶで適当な日帰り温泉を調べると「かわうちの湯」というところがある。
早速ナビに打ち込み出発。
ところが、、、
幹線道路から山道に入り車線がなくなった。
徐々に雪がちらほらと見えるようになり、道も細くなっていった。
いったいどこまで連れて行かれるのかと思っていると、そのうち車が1台通るのがやっとの細い坂道、しかもつるつるの雪道へと連れて行かれた。
雪はどんどんと深くなり、ただとりあえず車が通れるだけの雪はかかれていたのでよかったが、現地につくまでの最後の数十分はドキドキもんであった。
そんな思いまでして現地にたどり着いてみると・・・
アレ?
何か工事用の車っぽい車しか停まってないんだけど。。。
もしかして、工事中?
ということで、
結局すごすごと帰ることにしたのであった。(-_-;)
(帰ってからネットで調べてみると、この日普通に営業していたかもしれないようである。ただ、外から見た感じ完全に工事中のように見え、客っぽい車は停まっていなかった。)
そのときはよくわからず行ったのだが、この施設のある福島県川内村は、原発問題でほとんどの村民が避難していて、オレが旅から帰った後に村長が帰村宣言を行った村であった。
かなりの山奥で、自然も空気もキレイに思えるのだが、良く調べてみると警戒区域のラインのすぐ外側で、避難しなくてはいけないというのは切ないものである。
予定が予定通りいかない旅には慣れているが、しかし、ゆっくりできる旅でもないので、次の目的地は一気に会津若松を目指そうと決めた。
細くて滑る道をなんとか降りて、磐越道へ。
高速に乗ったあとは順調で、会津若松で鶴ヶ城(若松城)を見学し、喜多方へ行ってラーメンを食い、夕方には裏磐梯のペンションへと着いたのであった。
ちなみに、現在被災地エリアの高速は無料!(3月末まで)
みなさん有効に使って現地でお金を使って被災地を盛り上げましょう!

川内村を降りて行くときにみつけた風力発電

鶴ヶ城からの景色(会津は盆地なためか底冷えして寒い)
(つづく)
