クソ坊主詐欺?

風邪が絶好調のため今日は早めに寝るとする。

で、旅行の話はまた後日、写真付きで書くとして、旅行中に書きかけた「クソ坊主詐欺」
について書いてしまおう。

ちなみに地名のヴァーラーナスィーは、書くの大変だから以降はバラナシとする。

日本語がうまくて、兄貴が日本人の奥さんと結婚しているインド人のヤツに「偉い坊さんが今バラナシにたまたま来ていて、その人が占いをしてくれる。行ってみよう!」ということになった。

これだけ書くと、「怪しいだろ!」と思うかもしれないが、そこにいたるまではいろいろと経緯があって、結構信じていたのである。

で、行ってみた。

この偉い坊さんは、故マイケルジャクソンやアメリカの有名女優なども占ったこともあり、記事にもなっていると、見せてもくれた。

狭い待合室のようなところに着いて行かれ、夕方には混むという割にはその時は誰もおらず、オレとそいつらだけ。
その時点おかしいようなものだが、人間て案外信じてしまうとそのおかしさに気付かない。

時間は2時半ごろ。

坊主は、昼には近くの寺院に行っていて忙しく、来るまでちょっと待っていてくれとのこと。

時間つぶしに一度チャイを飲みに外に出て、また戻った。

すると、しばらくして坊主登場。

これも今考えればおかしなものだが、いつもは山の奥にいて修行をしているというその偉い坊主は、そういう割には随分と恰幅が良く、ヒンドゥーの神でいうところのガネーシャのような感じ。

この坊主、偉いだけあって?、英語はもちろん日本語も少々いける。。。(少々違和感を覚える。)

そして、じゃぁ、見てせんじようかと2階へ連れて行かれた。

そこで英語で説明が始まった。

大体こんな感じ。

「過去、現世、来世について占えるが何が良いか?」

「現世なら、仕事や恋愛、・・・・など占えるがどんなことを占って欲しいのか?」

で、オレが答えると、、、

「それをやるには、大体5,500ルピーの寄付が欲しい。これは、10%を我々寺のものが衣服などの必要なものに使い、残りを恵まれない人に寄付するために使う。」

と言い出した。

ちなみに5,500ルピーとは、日本円で1万円を超える金額になる。

それでびっくりしたオレは、当然「そんな金は無いから、やめますわ」と言った。

すると、「カード払いでも良いですよ。」と言い始めた。

しかし、オレはそんなに占いに興味があったわけでもなく、、、それでも100ルピーぐらいの寄付で済むなら面白いからやってもらおうと思っていたわけで、全然桁が違う金額に、「いや、やっぱいい。やめるわ。」とそそくさと立ち上がり、出ようとした。

すると坊主はちょっと焦って、「じゃあ、いくらなら持ってる。特別にディスカウントして、手相だけを1000ルピーで見ても良いぞ。」と言い出した。

が、、、

既にその気が無くなっていたオレは、「すんませんね。ありがとさん。」と言って逃げるようにその場を後にした。。。

この後、もう一段、別の坊主詐欺の話があるのだが、、、

その話はまた今度。

ちなみに、この偉い坊主は、「めったにバラナシにくることはない。」貴重な人。

そんなに会えるはずがないのだが、、、、

今日も誰か、合ってたりして・・・


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Posted by たれ. at 2011年02月04日22:13

この記事のコメント

こんにちは。

無事帰国されて何よりです。
私も30歳代には仕事でよく東南アジアに出張していました。
インドネシアでの下痢は生涯経験したことのない痛さと激烈さでした。
あれは、若くないとキツイです。

今日から剪定です。
色付きが悪かった昨年の反省からか、周囲の畑で既に剪定したところは、強く枝を切り落としています。

剪定傷口から入る腐乱病対策:

専業農家の若い(50代)の人と話をしましたら、寒いときの剪定は傷口の修復が遅いので菌が入いり易い・・と。
暖かくなってからだと修復が速いのでリスクが少ないのだと。

同級生の専業農家は、寒いと菌の活動が弱いから大丈夫。暖かいとき(2月下旬~3月)切ると菌がいるのと、木の水分が活動で動き全体に回るから危険だ・・・と逆を聞きました。

どっちが本当?

対策はとにかく切ったら塗る!ということです。

2月中旬までに切った傷口には塗らないつもりでしたが、中枝と太枝には塗るようにします。
Posted by B4 at 2011年02月05日 16:54
B4さん
私は旅行で東南アジアはよく行かせてもらっていますが、インドネシアは未経験です。
フラン病対策については、理由はともかくとして前者が正解だと思います。
やはり寒いときに切ったところの方がなりやすいよようです。しかし、早めにやっておかないと間に合わなくなると困りますしね。ウチでは切ったらすぐにペーストを塗ることを徹底しています。
そして、何よりのフラン病対策は、周りのフラン病の木をなくすということですね。
ウチではフラン病を見つけたらすぐ切断、および皮むき、ペーストの塗布、焼却処分を徹底していて、他の農家と比べてもフラン病は少ない方だと自負しています。
Posted by たれ at 2011年02月05日 18:16

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