今日の畑道

雪が踏みかたまって、てっかてか。



今日寒かったからね。

オレの軽トラはノーマルタイヤなのでかなり滑る。

4WDならば辛うじて走るが、2WDでは滑りまくって動かない。

で、4WDで走るんだけど、少し勢いをつけてキュッてブレーキを踏むとツーって滑って行くので面白い。

よく小学生で、靴で助走をつけてツーって滑っている子いるよね。

あれの車版。

畑の行き帰り、何回かツーってやって帰る。

もちろん周りに車や人が居ないときだよ。

勢いつけすぎると畑に突っ込んだり、スピンしちゃうんで注意。

っていうか、良い子はマネしないでね。(^^ゞ


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Posted by たれ. at 2012年02月03日22:49

浜通りから会津地方へ(2012福島-栄村の旅)

2012福島-栄村の旅2日目。
この日はいわきの旅館を出発し夕方までに裏磐梯のペンションに着けば良く、その間の予定は特に決めていない。

そこで、持参したるるぶで適当な日帰り温泉を調べると「かわうちの湯」というところがある。

早速ナビに打ち込み出発。

ところが、、、

幹線道路から山道に入り車線がなくなった。
徐々に雪がちらほらと見えるようになり、道も細くなっていった。
いったいどこまで連れて行かれるのかと思っていると、そのうち車が1台通るのがやっとの細い坂道、しかもつるつるの雪道へと連れて行かれた。
雪はどんどんと深くなり、ただとりあえず車が通れるだけの雪はかかれていたのでよかったが、現地につくまでの最後の数十分はドキドキもんであった。

そんな思いまでして現地にたどり着いてみると・・・

アレ?

何か工事用の車っぽい車しか停まってないんだけど。。。

もしかして、工事中?

ということで、
結局すごすごと帰ることにしたのであった。(-_-;)

(帰ってからネットで調べてみると、この日普通に営業していたかもしれないようである。ただ、外から見た感じ完全に工事中のように見え、客っぽい車は停まっていなかった。)

そのときはよくわからず行ったのだが、この施設のある福島県川内村は、原発問題でほとんどの村民が避難していて、オレが旅から帰った後に村長が帰村宣言を行った村であった。
かなりの山奥で、自然も空気もキレイに思えるのだが、良く調べてみると警戒区域のラインのすぐ外側で、避難しなくてはいけないというのは切ないものである。


予定が予定通りいかない旅には慣れているが、しかし、ゆっくりできる旅でもないので、次の目的地は一気に会津若松を目指そうと決めた。

細くて滑る道をなんとか降りて、磐越道へ。

高速に乗ったあとは順調で、会津若松で鶴ヶ城(若松城)を見学し、喜多方へ行ってラーメンを食い、夕方には裏磐梯のペンションへと着いたのであった。

ちなみに、現在被災地エリアの高速は無料!(3月末まで)
みなさん有効に使って現地でお金を使って被災地を盛り上げましょう!


川内村を降りて行くときにみつけた風力発電


鶴ヶ城からの景色(会津は盆地なためか底冷えして寒い)

(つづく)

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Posted by たれ. at 2012年02月03日22:19

いわきのフィリピンパブ(2012福島-栄村の旅)

いわきでの宿泊は夕食無しのプランだったので、タクシーで繁華街へと向かった。

酒のうまそうな雰囲気の飲み屋を見つけて入る。

客は他におらず、カウンターに座り酒とつまみを頼む。

カウンター越しに親父に、ちょろちょろと話かけたが話が弾まない。

こちらの人はシャイなのか?それともオレがきらわれているのか?

突然の一見さんだったので、原発関係者と思われた可能性はある。

そのうち、常連の客が一人二人と入って来てオレの横のカウンターに陣取った。

親父と常連さんたちとの話は弾んでいた。

内容的には、「あんたのところは補償金がいくらもらえる、もらえない」というようなリアル福島な会話だったが。。。

しばらく聞き耳をたてながら飲んでいたが、話にも加われず、腹も満たされたので出ることにした。


その店で飲んだ福島の地酒「飛露喜(ひろき)」はなかなかウマかった。


店を出たは良いが、ちょっと飲み足りないし話足りない。

そこで、その辺のスナックでもと探してみると、1軒のフィリピンパブが目に入った。

店先に「90分飲み放題5,000円」と、わかりやすく提示されていたところが気に入って入ることにした。

店に入ると1人のフィリピーナのおっさんが寄って来て、「あなた、初めてですか?ホントに?英語話せるよね?」と矢継ぎ早に聞いてくる。

オレが「初めてだよ。First time. 英語は少しは話せるけど。」と言うと、以後の会話は8割が英語となった。

おっさんが言うには、先月にオレとそっくりの客がこの店に飲みに来たらしく、その人は英語も話せたらしい。
だからしつこく、「初めてか?」とか、「英語話せるよね?」という質問になったらしいのだ。
世の中には自分とそっくりな人間が3人いると言うが、そんなにそっくりなら一度合ってみたいものである。

おっさんは、一人のホステスを呼んでオレにつけ、自分も横に座り3人での会話となった。

この時点でこの店の客はオレ一人。

このおっさん、実はこの店の「ママ」なのだそうだ。(@_@)
で、このママ(おっさん)の話が実に面白い。

といっても、内容的には別に大したことではなく、

「この日、東京でも雪が降って期待していたのに、浜通りでは全然雪が降らなかった」とか、
(福島は東北だが、浜通りでは雪が年に2,3回しか降らないので珍しいらしい。)
「震災のときは津波で1階がほぼ水につかって大変だった」とか、
「フィリピンを旅するなら、どこが良い」とか「危ない」とか、

そんな話なんだけど、話の振り方もうまく、こちらを飽きさせない。

そのうち、別の客もちらほらと現れた。

そうするとママは、別の客のところに行き話しを盛り上げ、しばらくするとまた別の客、そしてまたオレのところに戻ってきて、話の盛り上げるのだ。
単純にホステスをあてがうだけでなく、自分で話を盛り上げて回るところがなかなか職人芸である。

オレについたホステスの子が言うには、このママ、もう20年もここで店をやっていて、名物なのだという。
で、実はフィリピンに奥さんが居て、毎晩yahooメッセンジャーでテレビ電話をするほどの愛妻家らしい。

陽気に楽しませてくれる中で、地震があって津波があって原発問題があってもなおこの地に留まって、家族のために働いているであろう彼の姿に、少なからず尊敬の念を抱いたのであった。


ママとホステス

今年は海外に旅立つことはできなかったのだが、福島でちょっとだけ東南アジアの雰囲気を味わうことができた。

これもまた楽し。

(つづく)


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Posted by たれ. at 2012年02月03日00:43