そんな中「ふじ」の収穫はまだまだ続いています。
「ふじは鼻水をたらして仕事をしなくちゃいけないからイヤなんだよ。」
とは、ウチの親父はじめ、多くの先輩方がよく言うたとえですが、
ほんとに鼻水たらしながら仕事してますよ。(^_^;)
「ふじ」というリンゴはとても贅沢なリンゴなのです。
それは、「高級」って意味ではなく、、、
「ふじ」は、花の咲く時期は他の品種と同じなのに、一番最後まで木に生っている。
その分手間(人件費)もかかれば農薬代もかかる。
かかっているコストが違うのです。
「つがる」などの早生品種と比べて2か月以上も長いのですから。。。
「でも、高く売れるんでしょ?」
と、よく聞かれます。
確かに、味に加えて形や色が良く、大きくてキズが無いものは、かなり高い値段で売ることができます。
だけど、そんなものは全体のほんのわずか。
「ふじ」ってリンゴは作り難いのです。
木に生っている状態で割れちまったり、
いつまでも熟してこなかったり、
加えて他の品種より長い間風雨にさらされるのでキズものも多く、
鳥獣害に会う可能性も高い。
結局それらのリンゴは安くなったり、ジュース用になったり、売れないも多く出る。
フツーの会社のように単純にコストだけを考えたら、割りに合わない品種かもしれませんね。
でもね、やっぱり「ふじ」はウマいのです。
みんな「ふじ」が好きなんです。
だからこそ作り甲斐のある品種でもある。
ということで、
ウマい「ふじ」を収穫すべく、明日寒くてもがんばるぞい!
せめて明日、晴れるといいな。
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