前回に引き続き、7日目の夜の話。
夜のシェムリに散歩に出たものの、体調はあまり良くなかった。
そこに「アンコールマッサージ」の看板が。。。
じゃぁ、ここはひとつ、飯の前にマッサージでリフレッシュ。
とアンコールマッサージの店へ。
アンコールマッサージというが、結局はタイマッサージとほぼ一緒。
1時間のコースを受けた。
マッサージが終わり、リフレッシュして店を出たところまではよかった。
一杯飲みながら飯でも食おうと、外国人向けのカフェやバーが集まった通称バーストリートへと向かったのだが、、、
途中、身体に異変が。。。(゜_゜)
「ギュルギュルギュルギュルゥ~」とお腹が鳴りだし、下腹部に急激な腹痛。
どうやら体調が悪かったところに、マッサージで全身に刺激を与えたため、逆に腹にあらぬ刺激を与えてしまったらしい。
どうにかバーストリートまでたどり着いたものの、トイレが見つからない。
すると、客待ちしてたむろしているトゥックトゥックドライバーが声をかけてきた。
「今のオレに声をかけるなぁ(▼▼メ)」と無視していると、
「ヘイ!ミスター、オレだよ。」と肩を叩かれた。
見ると、そこに居たのは昼間オレを案内してくれたジャーン。
「トイレを探しているんだけど。」とオレが言うと、
「下痢か?こっちだよ。」とひとつの店のトイレへとオレを案内してくれた。
旅の恥はかき捨てというが、さすがにこの歳になってカンボジアでウ○コマンと呼ばれたくはない。
間一髪ジャーンがオレ危機を救ってくれた。(^◇^)
オレがトイレから出て来るとジャーンは、「これからどうするの?」と聞いてきた。
「ビールでも飲んで、それから帰るよ。」と言うと、「じゃぁ、ここは高いからカンボジア人向けの安いところへ連れて行ってあげるよ。ビール1杯おごってくれればいいよ。」と言う。
恩人にそこまで言われて断る理由もない。(^_^;)
そのとき連れていってくれたカンボジア人向けビアガーデン。
確かに安い。。。ただ、残念ながらお腹の調子がそんなに良くないので豪快に飲み食いはできなかったが。。。
店のテレビにはアジアンポップやカンボジアンポップのミュージックビデオが流れていた。
カンボジア人の若者の間にはヒップホップダンスが流行っているようで、ジャーンは踊りが得意だとも言っていた。
「明日飲みに行こうぜ!」というので「いいよ。」と言っておいたが、ここはカンボジア、良い意味でも悪い意味でもいい加減なところがあるお国柄なので、本当に行くかどうかはわからない。
夜10時少し前に店を出て、ゲストハウスまでジャーンに送ってもらった。
というのも、10時にもう一人のトゥックトゥックドライバーのブンとゲストハウスで飲もうと約束していたからね。
しかし、そこにブンは居なかった。
他に良い客でも見つけたかな?
カンボジアの約束なんて、そんなもんである。
「一杯飲んで寝るか。」とビールを一本頼む。
一人でビールを飲んでいると、昨晩チェックインの時にレセプションを担当したA介くんがやってきた。
彼は今、夜のシフトのようだ。
ちょうど彼が暇な時間帯だったこともあり、色々と話をした。
この辺(シェムリ周辺)はまだ良いけど、田舎はすごく貧乏だということ。
この国で(も)農業は儲からないので、他の仕事もしなければいけないということ。
彼の家も貧乏で、学校を途中で辞めなければいけなかったこと。
タイとカンボジアは国境問題があり、よく揉めているということ。
カンボジアのクメールルージュ(ポル・ポト)の悲惨な歴史の話。
等々。
そんな感じでカンボジアでの2日目の夜は過ぎていった。

A介くん。
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